こころのプラネット

間違った生き方や考え方が自分を苦しめていた・・・ 不安障害で苦しんだ当事者が出会ったこころの真実。森田療法を中心に、マインドフルネス・仏教心理学などを通して 苦しみの本質に気づき、とらわれのないこころのあり方さぐります。

「 こころ 」 一覧

私にとっての自助グループ

自助グループの独自性とは何か 自助グループとは、先に「何らかの困難や問題、障害など同じような悩みを抱えた人同士が集まり、お互いに悩みや気持ち、経験、情報を分かち合い、支え合う中から問題の解決を見出すた …

自助グループ(1)~わかちあう~

  悩みが孤立感を深める 誰に相談するか 人生の途上にはさまざまな問題が起こります。その都度、私たちは悩み、葛藤し、この困った事態をどうしたら解決できるのかいろいろ模索します。しかし、簡単に …

幸せのパラドックス

  《幸せのパラドックス》 ” 僕たちの探している青い鳥だ!僕達はずいぶん遠くまで探しに行ったけど、本当はここにいたんだ!”(「青い鳥」メーテルリンク) 人は常に幸せを求めます。人生は幸せを …

治そうと思うと治らない

森田療法の “治る”  治そうと思うと治らない “治そう” と思うと “治らない”、“治そう” と思わなければ ”治る”。 このパラドックス(逆説)ともいうべき言葉を森田療法ではよく耳にします。 その …

ぼくはひとりじゃない

ぼくはまだ胎内にいて 羊水という海に浮かんでいた 羊水は太古の海だ 数十億年も前 海からいのちが生まれた 海はすべてのいのちの源泉だ ぼくは これから長い旅に出る 地球上に生命が誕生してから人類が出現 …

ぼんやりがひらめきを生む

《不思議な時間》 朝早くに何となく目が覚めてしまうことがあります。もう一度寝ると寝過ごしてしまう恐れがあるし、かといって起きるのも少し早過ぎる。そんな未明の時間、ベッドでぼんやりしていると様々なアイデ …

不安とのつき合い方(1)

《不安スペクトラム》 最近、「スペクトラム」という言葉をよく聞きます。科学や医療などさまざまな分野で使われる言葉で「連続体」と言う意味です。 「自閉症スペクトラム」と言えば、対人関係や強いこだわりなど …

生きる意味(1)

《生きる意味》 “生まれて来てよかったと、ああ、いのちを、人間を、世の中を、よろこんでみとうございます。僕は自分がなぜ生きていなければならないのか、それが全然わからないのです”  (太宰治「斜陽」) …

認められたい(1)

《承認欲求とは》 ”人間は息をひきとるまで生涯をかけて、私を認めてくれ、私を認めてくれと、声なき声で叫び続ける可憐な生き物なのだと思われる”(矢沢永一「人間通」) 近年社会状況を分析する際の重要なキー …

受け容れられる

《他者からの受容》 自己受容と他者受容 先回、「あるがまま」との関連で「自己受容」について考えました。「自己受容」は自分ひとりだけで成り立つものではありません。自分を受け入れるためには、他者との関係も …

プロフィール

プロフィール

石井 勝
大学卒業後、放送局にて制作・報道などに
従事。その後独立。
思春期より不安障害に悩む。自助グループ
で活動するかたわら心理学を学び
臨床心理士・公認心理師の資格取得。
名古屋市在住。2015年より北アルプスの麓
長野県安曇野市で300坪の畑を借り
都会と田舎の二拠点生活を始める。
家族は妻・子ども3人。
趣味は野菜づくり・読書・世界辺境旅行等

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